漢字クイズ

古くから明石で獲られてきた水産物からランダムに10問出題します。
漢字の読み方をカタカナで回答してください。

Q1

章魚

答え:タコ

解説

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主にマダコを言い、他にイイダコ、テナガダコなどがあります。
マダコは6~9月が主な産卵期となり、8~7月の「梅雨ダコ」が旬とされていますが、11月からの低水温期の方も旨味が増しているとも言われます。
(写真提供:姫路市)

Q2

答え:コチ

解説

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ワニゴチやマゴチ等。大きなものは1m近くになり、比較的細長く平らな体型をしています。性転換をし、40cm以上はほとんどメスと言われています。
播磨灘では一年を通して底びき網漁や刺網漁で漁獲されます。
(写真はネズミゴチ/写真提供:姫路市)

Q3

答え:カレイ

解説

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かれい類種の総称で、一口にカレイと言ってもマコガレイ、イシガレイ、メイタガレイ等様々な種がいます。
(写真はマコガレイ/写真提供:姫路市)

Q4

車蝦

答え:クルマエビ

解説

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体を丸めると車輪のような模様になるのでこの名があります。主に内海の砂泥底に生息していますが、全国的に環境悪化等で減少しており、天然資源を補う種苗放流が各地で行われています。
(写真提供:姫路市)

Q5

坂田鱝

答え:サカタエイ

解説

サカタザメのこと。関西では古くサメをエイと呼んでいました。なお、サカタザメは分類上でもエイの仲間です。
刺身、煮魚、かまぼこの原料になるほか、ひれはフカヒレの代用品になります。

Q6

箬鰈

答え:ウシノシタ

解説

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カレイの仲間で、カレイ目ササウシノシタ科およびウシノシタ科の魚の総称。主な漁獲対象としてはクロウシノシタ、イヌノシタ、コウライアカシタビラメ、アカシタビラメ等がいます。ムニエルやソテー、煮付け、塩焼き等が定番の食べ方です。
(写真はクロウシノシタ/写真提供:姫路市)

Q7

刀魚

答え:タチウオ

解説

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1.3mほどになります。刀のような形と輝きから主に「太刀魚」と書かれますが、海中では頭を上に向けて立ったようにして泳ぐため「立ち魚」も名の由来?と言われています。
播磨灘北部では、淡路島等でははえ縄漁、曳き縄漁が行われていますが、他では底びき網や定置網等で漁獲されます。大型魚ほど脂の乗りが良くなり、刺身の他、皮付で焼霜造り等で食されます。
(写真提供:姫路市)

Q8

平家蟹

答え:ヘイケガニ

解説

日本近海の浅い海に分布する小型のカニで、食用ではないにもかかわらず、甲羅の凹凸と平氏にまつわる伝説で有名です。

Q9

蝦雑喉

答え:エビザコ,エビジャコ

解説

蝦雑魚とも。
十脚目エビジャコ科のエビで、大きさは約4.5センチ。第1歩脚は大きくはさみ状です。主に佃煮にして食されます。

Q10

答え:タナゴ

解説

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25cmほどになり、体は側扁し、細かいウロコで覆われています。
定置網漁やかご網漁で混獲されますが、安定して取れないことや鮮度が落ちやすい魚なので多くは出荷されず放たれています。
身は水分がやや多いですが、塩焼きのほか焼いてから煮付けにしたり、南蛮漬けや一夜干しなど水分を飛ばし気味にすると癖もなく美味しくいただけます。
(写真提供:姫路市)

一部回答の解説には下記の書籍から抜粋して作成しています。

  • うまいもの自慢 姫路の地魚 食彩図鑑(発行:姫路市水産漁港課、姫路市立水族館/著者:増田 修)