漁業調査船「たじま」業務日記

沖合定線観測(平成20年9月4-6日)

総航海距離:349海里(約649km)
調査定点:18点
調査用具:水温塩分計・水温計・透明度板・採水器
調査内容: ①海底または水深500mまでの水温・塩分計測
②透明度
③深層海水の採取(最も沖合の定点)
④表面と10m深の採水(St.1~7とSt.51)
調査目的:暖・冷水域における海況の変化を把握し、これらの情報をもとに海況変動の法則性を解析して、主要な水産資源の漁場形成および海況予報に関わる海況の季節的・経年的変動の傾向を予測するため。

とびうおの幼魚

珍しい物が舷側を越えて飛び込んでいました。山陰地方ではアゴと言い、ちくわで有名です。

水温塩分計の投入

海中へ毎秒1mのスピードで繰り出していきます。写真はワイヤーが垂直に対してどれくらい傾いているのか計測しているところです。

ワイヤー繰り出しの追加

上の写真で計った傾角で延長する長さを算出しています。

表面と10m深の採水

写真は10mの深さから採水を行ったところです。赤潮原因となるプランクトンの検鏡を行います。