漁業調査船「たじま」業務日記

ズワイガニ・アカガレイ加入量調査(平成21年10月6日および13~14日)

調査年月日:平成21年10月6日および13~14日
調査目的:ズワイガニ解禁直後に漁場として利用される但馬沖漁場において、現時点でのズワイガニ・アカガレイの分布状況を明らかにすることを目的とする。
調査海域:浜坂沖から竹野沖の水深200m~350mに設定した計13点
使用漁具:たじま所有の着底トロール網
調査内容:調査用着底トロール網による試験操業(3ノット、1.4マイル曳き)を実施し、ズワイガニについては入網した全個体の甲幅を計測。漁期中に漁獲対象になるものとならないものとを判別、アカガレイについては、入網した全個体の体長を雌雄別に計測。

揚網中①

網についている魚などを払いながら巻き上げています。

揚網中②

ネットレコーダーを巻き入れる際は、落下を避けるため注意しながら巻き上げていきます。

開口します

入網後はクレーンを使い、網をつり上げ総重量を計測します。
(写真には写っていませんが、クレーンと網の間にテンションメーターがあります。)

入網物

網底を開くと入網物が勢いよく出てきました。
今年はエチゼンクラゲが多いようです。

計測(ズワイガニ♀)

オス・メス選別後は成熟度合いで分類して記録します。

計測(アカガレイ)

腹を開きオス・メス選別し、成熟度合いで分類して記録します。