漁業調査船「たじま」業務日記

底びき漁期前調査

調査年月日:平成26年8月4~6日および18~21日
調査目的:9月から始まる、底引き網漁業の前にハタハタ、アカガレイ等の資源状況とエチゼンクラゲの発生状況を把握する。
調査海域:島根県の日御碕沖~兵庫県の但馬沖に設定した計24定点
使用漁具:「たじま」所有の着底トロール網
調査内容:設定したエリア内の観測点付近でトロール網による試験操業を実施し、入網物の総重量、魚種別の個体数と重量、ハタハタ・アカガレイ等主要種の体長(パンチング)を計測し、精密測定標本の確保を行います。またトロール入網物中におけるエチゼンクラゲの出現状況を記録します。

大量

カレイが多く入ったポイントです。ポイントによって入網物に大きく違いが出ます。

大量(2)

ハタハタが多く入ったポイントです。

大喜び

選別・測定を終えた漁獲物を海に放流していると、カモメの大群が来ました。カモメも大漁にテンション上がっているようです。

大きな虹が架かっていました。これが漁業者の皆様にとっての「大漁への架け橋」となる虹であることを祈っています。