漁業調査船「たじま」業務日記
底びき漁期前調査
年月日:令和4年8月9日~10日、17日~19日
目的:
隠岐北方から但馬沖にかけてトロール網による操業試験を実施して、ハタハタ、アカガレイ等の分布状況、体調組成等の生物情報を取得する。エチゼンクラゲの出現状況についても情報収集する。
調査海域:
但馬沖~隠岐北方に設定した各定点
調査内容:
①海洋観測②トロール試験操業
![](https://www.hyogo-suigi.jp/tajima/wp-content/uploads/sites/2/2022/09/1-1.jpg)
①揚網作業
網の中に大きな木材が入っていました。網が破れないよう慎重にミソコへ送っていきます。
![](https://www.hyogo-suigi.jp/tajima/wp-content/uploads/sites/2/2022/09/2.jpg)
②ミソコを開けると、、、
この定点ではアカガレイがたくさん入っていました。その他にもノロゲンゲやスルメイカなど多種多様な生物が入っていました。
![](https://www.hyogo-suigi.jp/tajima/wp-content/uploads/sites/2/2022/09/3.jpg)
③選別作業
大量の漁獲物を魚種別に分けていきます。選別が終われば魚種別に重量を測定して記録します。
![](https://www.hyogo-suigi.jp/tajima/wp-content/uploads/sites/2/2022/09/4.jpg)
④パンチング
ハタハタはオスとメスに分けた後、1匹ずつパンチング(体長測定)をしていきます。ハタハタはかなり少なめです。
![](https://www.hyogo-suigi.jp/tajima/wp-content/uploads/sites/2/2022/09/5.jpg)
⑤どっちかな
アカガレイもハタハタと同様にパンチングします。性別の判断がしづらい個体は開腹して性別を確認します。
![](https://www.hyogo-suigi.jp/tajima/wp-content/uploads/sites/2/2022/09/6.jpg)
⑥エチゼンクラゲ
隠岐北方から隠岐東方にかけてエチゼンクラゲの入網がありましたが、入網量は1~2個体とわずかでした。