漁業調査船「たじま」業務日記

底びき調査(ホタルイカ)(平成20年2月19日)

調査目的:香住沖において半中層トロール網による試験操業を実施し、ホタルイカを採取して来遊状況をモニタリングすること。
調査海域:香住沖(水深225m、210m、185m)
使用漁具:「たじま」所有の調査用半中層トロール網(ミソコ16節)
調査内容:調査船半中層トロール網による試験操業(3ノット、1.4マイル曳き)

操業点に向け航行中

網の準備中に破れが見つかり、操業に間に合うよう修繕する船員。

選別作業

ホタルイカ・キュウリエソ(銀色の小魚;ギンギラ、ドブ)・エビ類・ハタハタとしっかり選別して計量・計測、比率も算出します。ホタルイカとキュウリエソは似たような大きさなので、ハタハタを取り除くより手間が掛かります。例年の同時期に比べるとまずまずの入網がありました。

・・・モドキ

写真の下側がホタルイカです。で、上側はよく似ているのですが別のイカです。「ホタルイカモドキ」といいます。比べると透明感がなく、身も痩せているような感じですね。

何だろう?

発泡スチロールのゴミのように見えます。実はバイ(貝)類の卵のうです。