漁業調査船「たじま」業務日記

沿岸定点観測・水質監視調査調査(平成20年3月3日)

調査海域:兵庫県日本海沿岸(豊岡市津居山港内から新温泉町浜坂鬼門埼にかけての沿岸海域)
調査用具:採水器・水温計・透明度板・色カード・水温塩分計
調査内容:①表層水・海面下1mの採水と測温
②透明度・海水色測定
③水質の分析
④観測点9点での海洋観測
調査目的:水質測定計画に基づき定期的に継続して水質調査を実施し、水質の汚濁の状況を常時監視することにより、海域の水質を保全することを目的としています。但馬県民局県民生活部の職員が乗船しました。

黄砂

前日からでしょうか?朝、船に行くと雨で部分的に集まった黄砂が見られました。割と多かったです。

津居山港内

一番岸に近い水質調査点です。調査中のわずかな時間とはいえ、プロペラ(スクリュー)を止めていますので外力(風・潮)が大きいと流されてしまいます。

雨に霞む

この日は、時々雨が降る天候だったのですが、雨が降りつけてくると風も強まり雨雲が通り過ぎると少し風も落ちるという状況でした。写真は浜坂鬼門埼の水質調査点に向けて航行中、三尾沖です。

雨雲

以前、海上では雨の降っている場所が遠目にも判ってレーダーにも映り込むと書きましたが、このような状態です。
レーダー円の下側3分の1程は陸地です。円山川があり、豊岡市津居山近辺です。